入社後の試用期間も無事に終わり、ようやくまとまったお休みが取れるようになったので、シンガポールとインドネシアに行くことに。
みぞれが降る金曜日、いつもどおり21時近くまで働き、夫と有楽町で待ち合わせていざ羽田へ!
宅急便で送ってあったスーツケースとWifiを受け取ったら、ありそ寿司(美味!)で遅めの夕食をとって、スーツからスウェットに着替えたら0時過ぎの便でシンガポールへひとっ飛び。
席に着いた途端、旅が始まる嬉しさと有休が始まる開放感で胸がいっぱいになりましたが、睡眠を取らないと次の日活動できないので、グリナを飲んで寝ようとするも…揺れで寝られず。
結局「
オリエント急行殺人事件」を見てしまいました。ポワロ役兼監督のケネス・ブラナーの熱演も素晴らしかったし、ジョニー・デップが少しの間でも出ると華やぐのと、ミシェル・ファイファーがいつのまにか往年の女優感が出ていてとてもよかったです。
無事6:55にシンガポールに到着。
飛行機を降りた途端、モワッと感と何とも言えない消臭剤のような人工的な匂いが懐かしく感じました。
もっとセンチメンタルな気持ちになるかと思いきや「あーこれこれこの匂い笑 このだだっ広さ、明るさ笑」といった感じでした。でも、やっぱり外国に来た感覚とは違って、住んでた国ってやっぱり第2のホームなんだなと思いました。
タクシーのおじいちゃんの荒い運転も、気さくさも、シングリッシュも、馴染み深いというか…笑
今回のお宿は昨年末にブギスの新複合ビルDUO内にできたアンダースシンガポール。
虎ノ門のアンダースよりもこじんまりとした感じですが、モダンでトレンディな感じはやっぱり似ているかも。
35階の部屋。せっかくだからとビューがある方にしてみました。ちょこっとマリーナが見える感じ。
女優ミラーとレインフォレストシャワーが最先端感出ています。トイレも自動水洗でした。
こう見るとDUOは何でも近くて便利な場所にあります。チャンギへの高速にもすぐに乗れるし!
一眠りしたら地下鉄に乗り、美術館を通ってシンガポール国立美博物館の方へ。
戦争がテーマですが、目を背けたくなるというような内容ではなく、日本人もシンガポール人もそのほかの人たちも、シンガポール陥落までの期間、様々なかたちで関わった人たちの記録が、インスタレーションや時に子どもにも分かりやすいアニメーションで綴られていて、心にしんみりと染みわたるような展示でした。
最後のコーナーには訪れた人たちの感想が。
若者や子どもの感想が多く、シンガポールは素直な子が多いなと思いました。
その後、サマセットでランチをし、夫と別れてロバートソンキーに新しくできたインターコンチネンタルのPublico Deliで友達とティータイム。私が本帰国後に生まれたベビちゃんとも会えて嬉しかった!
友だちについて来てもらい高島屋やウィズマ(スパセイロン♫)で買い物を済ませ、アンダース38階のルーフトップバーを覗いてみました。
ディナーの予約があったので、ゆっくりできませんでしたが、雰囲気がよくて客層も落ち着いており、なにより360度見渡せるシンガポールの夜景が素敵でした!
Ce La ViやOne Altitudeよりも断然いい気がする。
新しいからか金曜の夜なのにそこまで混んでいなくて穴場感がありました。
ディナーは旦那さんたちも合流して夫婦3組でDUO内にできたスパニッシュ"
La Cala"へ。
向かいに人気のセビーチェのお店"TONO"や、タンパガの鰻々があるからか、空いていたけれどなかなか美味しかったです。
今回、新しい場所に行ったのに慌ただしすぎてブログ用の写真を撮るのを忘れてしまいました…。
内容が薄くてすみません…。
まだシンガポールに駐在している友だちと話していると、ゆったりとした南国気候の中、ランチしたり資格の勉強をしたり、お料理やヨガを楽しんだり、ライフスタイルが豊かに感じられてやっぱり羨ましくなりました。
冬の中、毎日着込んでメイクして1時間満員電車で通勤して12時間とか働いている自分の生活と違いすぎて…
でも、不思議と戻りたいとは思わなかったことが救いでした。
あんなに恵まれた生活を自分もしていたんだ、幸せだったなぁ…非現実的だった。
今は現実に戻ったけど、それはそれで幸せだな…という、うまく説明できないけれど、半年ぶりにシンガポールの地に帰ってきたけれど、シンガポール生活に未練はなかったんだ、と確認ができて安心したというか…。
やっぱり、本帰国してすぐは辛く感じることも多かったし、シンガポールを天国のように感じていた時もあったけれど、自分にとって今はホームは日本に戻ったと再確認できました。
なぜならやっぱり日本はご飯が美味しいから!笑 そして家族も友だちもいる。もうすぐ桜が咲く。
でも、シンガポールみたいな良い国が自分の第2のホームに感じられて幸せだなとも感じました。
駐在するのが嫌でたまらなかった3年前。今は人生でシンガポールに住む機会を与えてくれた夫に感謝です。
次の日から早朝でインドネシアへ…!