紀伊国屋で目に止まったBrutusを買い、夏休みは九州旅行にしようかと話していた矢先の熊本地震のニュース。
何人もの人が閉じ込めや生き埋め状態とのこと、状況を想像するだけで、特に閉所恐怖症の私としては、どんなに怖い思いをしているだろうと胸が痛みます。
私たちも熊本に住んでいたり実家がある友人が何人かいるのですが、彼等の安否がFacebookですぐに確認できたのでほっとしました。SNSは災害時にやはり心強いツールですね。
多数が被災し、現地では道路が閉鎖され雨が降っている…こんな時、何が必要とされているか、どう支援できるのか気持ちばかりが先走ってモヤモヤしてしまうのですが、熊本県のサイトにアクセスしてみると、
現在、余震が続いていること、交通渋滞等の事情を考慮し、ほとんどの宅配事業者が本県
内への配送の受付を中止している状況となっています。
また、県でいったん物資を受領する形でのご支援の申し出を多くいただいていますが、被
災者の方々の即時のニーズに対応し、より早くお届けする観点から、市町村に直接お申し
出いただくようお勧めしています。
なお、お届けを希望される特定の市町村がおありでない方に対しては、県で任意の市町村へ
事前の連絡・確認をさせていただいております。
とのメッセージが。
現状を把握することの重要性に気付かされます。
赤十字、ヤフー基金
、ふるさと納税(寄付のみで特産品を受け取らない方法)で寄付し、その後の支援方法は情報をチェックしながら考えるしかなさそうです。
今回は九州だったけれど、もし家族や友達が暮らす東京で起こったら…
1月実家に帰っていた時も、揺れを感じたことが何度かありました。
その度に鮮やかに蘇ったのが2011年3月に感じた恐怖。
地震後は、通勤時はヒールのない靴で、もしヒールを履かなくてはいけない時にでもバッグにフラットシューズを、水と飴も持ち歩いて、いつもどことなく落ち着かない気持ちで移動していました。そして、余震で電車が止まりしばらく車内にいたことがきっかけで閉所恐怖症に。
シンガポールに来てから忘れかけていたけれど、地震は今も常に身近に存在しているということを改めて気付かされました。
支援を受け入れる体制が整い、熊本が一刻も早く復興に向けての一歩を踏み出せることを願うばかりです。