シンガポールに来て5日目。オーチャードの外に出て見たくて、ガイドブックを見ていると、どうやらチョンバル(Tiong Bahru)というエリアがオシャレらしい、ということになり行ってみることにしました。
まだ携帯を契約していないので、アパートから一歩外に出るとネットが繋がらないため、出発前にGoogle Mapで行き方をチェック。
行きたい場所(Tiong Bahru Bakery)と出発地を入れるだけで、バスの系統と時刻表まで出てくるんだからGoogleマップも本当に進化したもんだ…
アパートの真裏にあるバス停で待っているとバスが到着。こちらでは、タクシーのように手を上げないと止まってくれないとガイドブックに書いてあったので、違和感を感じながらも自分でバスを止めました。
Pasmoのようなカード(Ezリンク)もまだなかったので、運転手さんに行き先を告げて言われたとおりの運賃を支払ったらいざ出発!シンガポールは緑が多くて道が広くて本当に綺麗。おまけに車内アナウンスもないもんだから、遊園地のトラムに乗っているような気分になります。降りるところは電光掲示板か、自分のiPhoneのGPSでチェックし、無事目的地周辺で下車。と思ったらいきなりのスコール…
チョンバルベーカリーは、渋谷でよく行っていたゴントラン・シェリエのゴントランさんのお店です。後から知ったのですが、実はオーチャードにもあり、シンガポールではかなり人気のお店なのだとか。
色々食べたかったのですが、とりあえずパンオショコラとラズベリージュースみたいのを頼みました。美味しかったけれど、日本に比べたらかなり高くバリエーションも少なく感じました。
その後あたりをブラブラと散策。東京だったら時間もないしブラブラしたいエリアなんてあまりなかったので、平日に散歩できるというだけでものすごい幸福感です。一見ローカルなレストランが点在するだけの住宅地だけれど、突如オシャレなお店が現れるあたり、「シンガポールの南青山」と呼ばれているのもうなずけます。
団地の一角に突如現れた北欧系のインテリア雑貨やベビー用品が揃うお店「
Bloesem」。キャンドルや家具や本や素敵なものばかり。サボテン鉢を買ったのですが、サボテンがなかったので、店員さんに勧められた
チョンバルマーケットのお花やさんへ。後から知ったのですが、ここのマーケットは新鮮なお野菜やお肉が定評で、駐在員の奥様たちに人気なのだそうです。今度保冷剤を持って買い物に来よう。サボテンは、結局「
Bloesem」の裏にあるお花屋さん「
One Olive」で買いました。
公団やローカルな飲食店が経ち並ぶ道を進むと「
Books Actually」というガイドブックに載っていた本屋さんが。シンガポールは公用語が英語なので洋書の種類が豊富で値段も手頃なのが嬉しい。
その隣にも素敵なセレクトショップが。アスティエがほぼフルラインナップで揃っていました。
シンガポールに来る時にPR仲間の友人たちからアスティエのお皿をもらったな・・・と懐かしくなりましたが、つい2週間前のことです。まだ到着して1週間弱なのに遠い昔に感じるのはなぜだろう?
チョンバルを歩くことあっという間に3時間。また雨が降ってきそうだったので、急いでバスに乗りました。
セレクトショップの店員さんや途中道を聞いた人など、チョンバルで出会ったシンガポーリアンはみんな若くてオシャレで英語が上手。
カルチュラルでゆったりとした時間が流れるチョンバルは、一人で自由気ままに散策するのに楽しいエリアだなと思いました。